ご挨拶

標準化された連携医療の提供をめざして

~ 連携学会更なる極みを目指して ~

 本日は、日本伝統医療看護連携学会のホームページへアクセスいただきありがとうございます。昨年12月に記念すべき第1回目の学会が学術大会長の仙台赤門短期大学学長である佐竹正延先生を中心に開催され、素晴らしいスタートをきってから早くも2ケ月が過ぎようとしております。

 明治国際医療大学学長の矢野忠先生、九州大学大学院医学研究院保健学部門教授の谷口初美先生ご両名のご講演を始めとして様々な分野から多くの先生方のご研究、ご発表をいただき、当初の目的(看護と伝統医療の相互理解の始まり)を無事達成することができたのではないかと考えております。

 看護学、伝統医学を連携させ、社会の構成員全員に客観的に標準化された医療を供給したいという願いを、小さな点で終わらせることなく無限大に広げていくために、第2回目が正念場ととらえております。

 今回は、昨年の相互理解が進み、熟成し、更なる次のステージへステップアップさせるために特別講演を始めとして、多くの方々の発表をいただくことを考えております。この集約が次に、また次にと繋がり盤石なプラットフォームとなっていくことを期待しております。世間では「伝統医学?関係ないね」という医療関係者の声もあるそうですが、患者からすれば医学に西洋も東洋もありません。連携体制充実の為に、様々なアイデア、研究、実行が求められております。第1回学会は、その1つの材料を提供したにすぎません。これについてのホームページ読者の皆様の実践例或いは研究をお寄せいただくことが大事であると考える次第であります。どうぞ積極的にご参加いただきますようよろしくお願いを申し上げます。

 

第2回日本伝統医療看護連携学会学術大会   

大会長 亀井 啓(中庸堂亀井接骨鍼灸治療院 院長)